BCWW韓国コンテンツマーケット

更新が滞っていました。今週は韓国・ソウル。BCWW(BROADCAST WORLD WIDE)という韓国のテレビ局、配信プラットフォームが一堂に会する商談会にいっていました。主に韓国のテレビ局や配信プラットフォーム、制作会社が出展し、内外の来場客に番組をセールスしたり、共同事業を提案したりするイベントです。COEXという幕張メッセのような場所で行われました。
来た理由は日本のドラマ企画を韓国企業にプレゼンする「ピッチングプログラム」があり、企画をそこでプレゼンして興味を持ってくれた会社と出資を含めた商談をするため。

K-POPやKDRAMAが国際的な広がりを見せているのは皆さんもよくご存じだと思います。でもその内実は外で見ているよりもとてもシビアでした。
要因は色々あるのですが、ざっくりいうとコロナ禍で台頭したNETFLIXがK-DRAMA(韓国ドラマ)にたくさん制作費をベットした結果、俳優のギャラが天文学的数字にまで跳ね上がってしまいました。だいたい日本のゴールデンタイムのドラマ一本の制作費が韓国のトップ俳優のギャラ1本分だといいます。また労働環境を改善したことで人件費も上昇。原価が高騰し本数が作れなくなっているのが実情です。
韓国の人口は5180万人。内需も単純に日本の半分と考えたら、エンタメも海外市場に目を向けざるを得ません。その中でもとても親和性の高いのが隣国日本です。人口だけを見てもマーケットは倍ですし、制作費が高騰しきった韓国よりも安くドラマを作れる。なので、俳優もプロダクションも仕事がしづらい韓国よりも、日本と協業でやる道を模索している印象がありました。韓国エンタメ業界は世界一キラキラしていますが、それは氷山の一角でその裏には大変な現実があるということも今回身にしみて理解しました。なので、僕らの企画を売り込んでいるのに気が付くと先方の企画を売り込まれている、なんてことも多々ありました。みんなすごくハングリーです。でも、会場を歩いていると色んな韓国ドラマの制作をしている会社のブースがあり見ていて楽しいです。そしてみんなビジュアルがおしゃれでセンスがいい。日本とは比べ物にならない。

CJEMM